株式を公開している企業は、毎年株主総会までに前年における会計報告を行う義務があり、これが世に言う決算報告になります。企業の決算報告書は、人間でいうと健康診断書と同じで企業の健康診断を計るバロメータになります。また、株式投資を始めるに辺り、企業の決算報告書を見れるようにしたいものです。決算報告書は、貸借対照表と損益計算書、キャッシュフロー計算書に分かれています。まずは、貸借対照表は、その企業なおける資産と資本、負債の状況を見ることができ、財務状況や安全性を見極めることができます。貸借対照表から、資本から総資産を割った比率を自己資本比率と言い、この数字が高いほど自社の資産で資金を賄うことができるのです。次にその企業が直ぐに現金にすることができる資産を流動性資産と言い、これを現在進行中の借金を意味する流動負債で割ったものを流動比率と言います。流動比率は、100%を超えていれば安全とされ、トヨタのような優良無借金企業となると200%を超える数字となります。次に固定資産を資本で割ったものを固定比率と言っています。固定比率は、100以下が望ましく、100%以下の場合、借金を固定資産が相当に高いものとなっています。損益計算書は、日々の損失と利益をまとめてもので、家庭で言うと家計簿に相当します。この損益計算書で、企業における利益の推移や変化を見ることができるものになっています。最後にキャッシュフロー計算書は、現金の変化と現金の使われ方を見ることができ、健全な企業活動を行っているか計ることができます。