ネット証券を始めるには、まず取引で使う口座を用意しなくてはいけません。証券会社の窓口であれば、現金かクレジットカードでの支払いとなるところですが、インターネット上で株式の売買を行うためには何らかの方法でお金の出入りを管理する必要があります。株式を買うだけであれば、Edyのような電子マネーやクレジットカードも可能となりますが、株式の配当金や売り注文をオーダーして得たお金を入金する必要があるため、ネット証券では銀行の口座が必要となってきます。ネット証券で使用する口座は、一般の銀行普通預金口座のほかに、源泉徴収なしの特定口座と源泉徴収ありの特定口座の3種類あります。一般の銀行口座は、株主が持っている銀行などの普通預金口座などになります。ところで、株式投資は株の売買によって得た差益が生じることがあります。株価の値上がり具合によっては、1日で100円以上値上がりすることがありますので、3000株を所有していれば、300万円差益が出たことになります。税法では、株式売買で得た所得については確定申告をする義務があるとされていますので、毎年2月に前年分の利益を計算して確定申告をしなくてはいけません。このとき、一般口座の場合、自分で収益を計算しなくてはいけませんが、源泉徴収ありの特定口座であれば、証券会社が国税分を源泉して振り込んでくれますので、株主は確定申告を行う必要はありません。ただ、他の収益や控除と合わせて申告したい人は、源泉徴収なしの特定口座を選んでおけば、源泉分を計算した書類を証券会社が用意してくれます。